宅建士スタートアップフォーラムが開催されました!!

2015.06.09

 2015.6.9

 平成27年6月8日(月)東京都港区虎ノ門にある日本消防会館内「ニッショーホール」において、全国各地から約700名の方が参加して“宅建士スタートアップフォーラム”が開催されました。
 このフォーラムは、不動産業関連7団体〔(公社)全国宅地建物取引業協会連合会、(公社)全国宅地建物取引業保証協会、(公社)全日本不動産協会、(公社)不動産保証協会、(一社)不動産協会、(一社)不動産流通経営協会、(一社)全国住宅産業協会〕が主催し、オブザーバーとして(一財)不動産適正取引推進機構、(公財)不動産流通推進センターが参画し、国土交通省の後援で開催されたものです。

 開会にあたり、本フォーラムの実行委員長を務めた伊藤 博 全宅連会長より開会の挨拶があり、次いで、太田昭宏 国土交通大臣より、中古住宅流通の促進等、宅建士に期待するところが大きいと祝辞が述べられました。

 引き続き、経済評論家の勝間和代 氏より、デフレと経済政策、消費生活、不動産金融等を織り交ぜ、「日本経済と不動産市場の行方」と題した基調講演が行われました。講演の中で勝間 氏からは、経済の掟には絶対に逆らえないことを踏まえ、「名目金利ではなく実質金利を見るべき」「地価が上がるタイミングの見極め」等、経済指標を味方に付け、市場の行方を見守るよう助言がありました。

 次いで開催されたパネルディスカッションでは、日本大学経済学部教授の中川雅之 氏がコーディネーターを務め、「宅建士の役割」や「不動産流通を活性化するために必要なこと」「コンプライアンスの観点から宅建士に求められること」「不動産取引を安心して行えるようにするための宅建士の役割」等をテーマに各分野を代表する4名のパネリストから様々な意見が提言されました。
 その中で、消費者ニーズが多様化する昨今、宅建士にはアライアンスのように接着剤的役割が求められていると提言されました。

 最後に、フォーラム実行委員会副委員長を務めた林 直清 全日理事長より『宅建士スタートアップフォーラム宣言』がなされ、閉会しました。
 フォーラム宣言の内容は、次の通りです。