平成27年度「不動産の日」ふれ愛講演会、盛会裡に終了!!
2015.09.242015.9.24
平成27年9月23日(水・祝)の「不動産の日」にANAクラウンプラザホテル金沢 3階「鳳」において、石川県宅建協会~主催、国土交通省・石川県・(公社)全国宅地建物取引業協会連合会~後援「『不動産の日』ふれ愛講演会を開催致しました。
この講演会は、「これからの住まいと人を考える」をテーマに、消費者の皆様が気軽に不動産に関する制度や知識に触れる機会として石川県宅建協会が毎年開催するもので、今年で7回目を迎えます。
シルバーウィークの最終日でお疲れがあったことと存じますが、約150名の皆様にご来場頂きました。
冒頭、石川県宅建協会の吉本重昭 会長より、昨今の社会情勢や人口動態の変化に触れ、地域で問題になっている空き家問題に対処するため、石川県宅建協会が国の補助を受けて平成27年8月1日に開設した「空き家総合相談窓口」について説明がなされ、専門家団体と連携して相談体制を構築したので是非活用して頂きたいと挨拶がありました。
次いで、石川県知事 谷本正憲 様からの祝辞を、石川県土木部次長の畝本秀一 様より、ご披露頂きました。
講演に先立ち、今年で5回目を迎える「ハトマーク賞児童画コンクール」の表彰式が執り行われました。
今年のテーマは「北陸新幹線とぼくたち(わたしたち)のまち」で、特別審査員を務めた金沢美術工芸大学デザイン科の環境デザインをご専攻されている鍔 隆弘 教授からの総評とともに各作品が紹介され、「石川県知事賞」と「ハトマーク賞」を受賞した児童とそのご家族が表彰されました。
講演では、まず、横浜市立大学国際総合科学部の齊藤広子 教授より「2つの老い~住まい・人~」をテーマに、空き家の増加問題など昨今の社会情勢を踏まえ、人と共に住まいは老いていく、その時人は住まいとどう向き合うか、又、この2つの老いに加えて「まち」も共に老いていくとして、これからの住まいと人、そしてコミュニティのあり方について講演がなされ、ご来場された皆様も身近な問題だけに大変熱心に先生の話される内容に耳を傾けていました。
次いで、日本テレビ系「スッキリ!!」や「行列のできる法律相談所」でお馴染みの菊地幸夫 弁護士を迎え、「菊地幸夫流 人とのつながり方」をテーマに行った講演では、弁護士業の傍ら、趣味として、そして体力作りの一環として取り組んでおられるトライアスロンや、地元バレーボールチームの監督を務めた経験など、自身の身近な体験を元に、菊地先生の人情味溢れるお人柄や温かさを感じる人とのつながり方についてお話頂きました。
最後に菊地 弁護士からは、「日頃お仕事等で疲れて、週末は家でのんびりというのも良いかもしれませんが、少し地域に目を向けてみることで、自身の見識の幅が広がるような出来事に出会うかもしれません」と来場者にエールが送られました。
お忙しい中、ご来場頂きました皆様、誠にありがとうございました。
微力ではございますが、皆様の生活の中で何かしら一助になれば幸いに存じます。
来年も是非ご参加下さるようお願い申し上げます。
なお、平成27年11月12日(木)午前10時から11月24日(火)午後4時まで、石川県庁行政庁舎19階「展望ロビー」に、
第5回ハトマーク賞児童画コンクールにご応募頂いた全作品を展示致します。
短い期間ではございますが、是非、子供たちの力作をご覧下さい。
⇒「不動産の日」ふれ愛講演会プログラム
⇒ 平成27年9月24日(木)北陸中日新聞朝刊第14面
⇒ 平成27年9月25日(金)北國新聞朝刊第4面
⇒ 平成27年9月25日(金)建設工業新聞第14面