(一社)長野県宅地建物取引業協会 長野支部様、視察ご来協

2015.07.08

 2015.7.8

 七夕の平成27年7月7日(火)午後1時より、(一社)長野県宅地建物取引業協会 長野支部の皆様10名が、視察のためご来協されました。
 今回の視察は、「街なか再生・地域活性化」を大きなテーマに据え、長野支部と当協会それぞれが取り組む具体的な事例を踏まえ、意見交換・情報共有を図ることを主な目的として実施されました。

 懇談会では、はじめに、長野支部の長澤一喜 支部長よりご挨拶を頂いた後、協会及び支部の概要、長野支部の皆様が取り組む「街なか再生・地域活性化事例【善光寺門前界隈の古民家のリノベーション事業】【長野県北部温泉(湯田中、渋)観光再生へのチャレンジ】」について各担当者より詳細なご説明を頂きました。

 長野支部の倉石智典 情報提供委員からは、建物の老朽化や店主の高齢化により空き店舗・空き倉庫が目立つようになった善光寺門前町で、ご自身が手掛けた「古民家リノベーション事業」についてご説明頂き、「物件の仕入れから調査、リノベーション工事、引渡し、で完結するのではなく、街の再生・活性化に寄与するビジョンが重要」「地域に密着している不動産会社こそが活躍できる場」と力強いお言葉を頂きました。

 次いで、当協会 竹村茂一 副会長より挨拶があった後、新谷健二 専務理事より、協会の概要、当協会が取り組む「街なか再生・地域活性化事例【先般7月1日付発表された路線価に基づく石川県・金沢市の景気動向】【金澤町家の保全・継承】【金沢まちなか住宅再生バンク】【空き家管理等基盤整備推進事業】」についてご説明させて頂きました。

 その後の意見交換では、長野支部の皆様より、手厚い支援制度があるといわれる「金沢市の各種補助制度の内容」、当年度より石川県宅建協会が参画する「空き家管理等基盤整備推進事業の内容」、「北陸新幹線金沢開業後の金沢市内の売買動向」、他都道府県もしくは首都圏からの「移住交流状況」等について質問があり、積極的な意見が取り交わされました。

 私共と致しましても、同じハトマークの仲間がそれぞれの地域で、街なか再生・地域の活性化に熱意をもって積極的に取り組んでおられる様子を伺い知ることができ、大変嬉しく、又、非常に良い刺激を受けることができました。
 長野支部の皆様に負けないよう、石川県宅建協会も会員の皆様と共に地域活性化に取り組んで参りたいと存じます。
 長野支部の皆様、ありがとうございました。

 北陸新幹線を使って是非皆様も、おさるさんも入浴している湯田中・渋温泉郷を訪れてみて下さい。